公開日:2026年10月25日/2026年10月時点の情報にもとづきます/本記事はアフィリエイト広告を利用しています
短期離職のあと転職エージェントに登録したのに、紹介できる求人がないと言われ、行き先がなくなった気持ちになりますよね。
転職エージェントは紹介先の企業から報酬を受ける仕組みのため、早期離職の経歴があると紹介を控えることがあります。断られても転職の道が閉じるわけではなく、ハローワークの職業相談と求人、職業訓練、自治体の若者向け就労支援が使えます。
まだ辞めていない方は、退職の手続きを先に終えておくと、公的な窓口の手続きが止まりません。
この記事では、断られる理由、断られたときに使える公的ルート、ハローワークで最初にすること、職業訓練の仕組み、退職の手続きを先に終える方法、自分で言えない時の選択肢を解説します。
この記事でわかること
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無料で診断をはじめる短期離職でエージェントに断られるのはなぜ?
転職エージェントは、紹介した人が入社すると企業から報酬を受け取り、短期間で辞めると報酬の返金が生じる契約が一般的です。早期離職の経歴がある人は、企業との信頼の面で紹介を控えられやすいのはこのためです。
断られる理由は本人の能力の評価とは別で、エージェント側の商売の仕組みによります。同じ経歴でも、扱う求人の業界や年齢層によって対応は変わります。
「紹介できる求人がない」と言われたときは、登録の削除を求める必要はなく、求人が出たら連絡してもらう形で残しておけます。
短期で辞める人は珍しくありません。厚生労働省の調査では、大卒の33.8%、高卒の37.9%が就職後3年以内に会社を離れています。断られた経験を、転職そのものの可否と結びつけないことが先です。
覚えておきたいこと
エージェントに断られた事実は、応募先の企業には伝わりません。企業へ直接応募する道と、公的な窓口から応募する道は、エージェントとは別に開いています。
断られたときに使える公的ルート
使えるのは、ハローワーク・職業訓練・自治体の若者向け就労支援の3つで、いずれも費用はかかりません。経歴を理由に相談を断られることがなく、短期離職の方も同じ窓口で相談できます。
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| 窓口 | できること | 費用 | 向く方 |
|---|---|---|---|
| ハローワーク | 求職登録、職業相談、求人の紹介、失業保険の手続き、応募書類の添削 | 無料 | 求人を見ながら相談したい方。失業保険の手続きが必要な方 |
| 職業訓練(ハローワークで申し込む) | 事務・IT・介護・製造などの技能を数か月学ぶ。条件を満たせば受講中に手当が出る制度がある | テキスト代などを除き無料 | 職種を変えて再出発したい方 |
| 自治体の若者向け就労支援(わかものハローワーク、地域若者サポートステーションなど) | 担当者がついて相談・応募書類・面接練習を支援 | 無料 | 一人で活動を進めるのが不安な方 |
表のとおり、ハローワークは求人と手続きの両方の窓口です。わかものハローワークは、おおむね35歳未満の方を対象にした専門の窓口で、担当者制で相談できます。
地域若者サポートステーションは、働くことに踏み出せない若者の相談窓口として、面接の練習や職場体験を支援しています。どちらも、短期離職の経歴を理由に相談を断られることはありません。
貯金が少なく、生活費の見通しから立てたい方の順番は、別の記事で扱っています。詳しくは貯金がないときの順番をご覧ください。
ハローワークで最初にすること
最初にするのは求職登録で、窓口かインターネットから登録できます。離職票を持っていけば、失業保険の手続きと求職登録を同じ日に進められます。
- 離職票(会社から届く。失業保険の手続きに使う)を持参した
- 雇用保険被保険者証と、本人確認書類・マイナンバーが分かるものを持参した
- 求職登録をして、ハローワーク受付票を受け取った
- 職業相談の窓口で、短期で辞めた理由と希望の職種を伝えた
- 失業保険の受給条件に当てはまるかを、窓口で確かめた
離職票は、本人が「要らない」と言わない限り会社が手続きをします。届かないときの催促の仕方は、別の記事で扱っています。詳しくは離職票が届かないときをご覧ください。
入社1年未満の自己都合退職では、失業保険は原則受け取れませんが、前の会社と通算できる場合や、求人票との相違などで6か月で受け取れる場合があります。詳しくは失業保険の被保険者期間をご覧ください。
職業訓練とは?
職業訓練は、国や都道府県が用意する職業の技能を学ぶ講座で、ハローワークで申し込みます。受講料は原則無料で、事務・IT・介護・製造・デザインなど、数か月の講座から選べます。
失業保険を受け取っている方は、受講中に給付が延びる仕組みがあります。受け取れない方には、収入や資産の条件を満たした場合に受講中の生活費の支援を受けられる制度があり、どちらもハローワークの窓口で条件を確かめます。
職種を変えて再出発したい方は、エージェントに断られたあとの選択肢として、訓練の修了を次の応募の材料にできます。訓練は平日の昼間に通う形が中心で、期間中は転職活動と並行して進める方が多くいます。
講座の一覧はハローワークの窓口と、都道府県の職業能力開発の案内で見られます。
注意
職業訓練は申し込みの締め切りと選考があり、開講は数か月ごとです。辞めてから探すより、辞める前にハローワークの窓口で開講予定を確かめておくと、空白期間を短くできます。
まだ辞めていない方へ|退職の手続きを先に終える
在職中にエージェントに断られた方は、転職先が決まらないまま辞めるかどうかで迷います。辞めると決めているなら、退職日と書類の受け取りを先に決めておくと、ハローワークの手続きが止まりません。
期間を決めずに雇われている方は、民法627条1項により伝えてから2週間で退職できます。退職日から逆算して伝える日を決め、離職票・源泉徴収票・雇用保険被保険者証の送付先を伝えます。
メールの例文
件名:退職のご報告
〇〇部 〇〇様
お疲れさまです。〇〇です。一身上の都合により、〇月〇日付で退職いたします。引き継ぎの資料は〇月〇日までにまとめます。退職後の手続きに必要なため、離職票・源泉徴収票・雇用保険被保険者証を下記住所へ送付してください。
短期離職を繰り返している方の面接での伝え方は、別の記事で扱っています。詳しくは短期離職を繰り返したときをご覧ください。
自分で言えない時に第三者を挟む選択肢は?
退職を伝えても受け取ってもらえない、次が決まっていないことを理由に引き止められる場合は、第三者を挟む段階です。選択肢は労働組合・弁護士・退職代行の3つで、できることと費用が違います。
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| 選択肢 | できること | 費用の目安 | 向く方 |
|---|---|---|---|
| 労働組合(ユニオン) | 会社との団体交渉。退職日や未払い分の話し合い | 加入費・組合費(組合ごとに異なる) | 退職日を会社と話し合いたい方 |
| 弁護士 | 代理人として通知・交渉・請求 | 相談料・着手金(事務所ごとに異なる) | 損害賠償や研修費の話が出ている方 |
| 退職代行 | 退職の意思と希望を会社に伝え、以後の連絡窓口になる。書類の送付も催促する | 運営元により1万円台〜5万円台 | 会社と直接話さずに、ハローワークの手続きに進みたい方 |
離職票の送付を業者から催促してもらえるため、ハローワークの手続きを急ぐ方は、依頼時に書類の時期を伝えておきます。退職代行の運営元による違いは次の章で扱います。
退職代行とは?公的な手続きに必要な書類まで催促できるサービス
退職代行は、本人の代わりに会社へ退職の意思を伝え、以後の連絡窓口になるサービスです。離職票や源泉徴収票の送付も、業者を通じて会社に伝えてもらえます。
利用は入社直後の方にも広がっています。退職代行モームリの累計利用者51,935名分のデータ(2026年10月公表)では、依頼までの在職期間が1年未満の方は72.2%でした。
運営元は民間企業・労働組合・弁護士の3タイプで、退職日や書類の交付を会社と話し合えるのは労働組合と弁護士です。民間企業は希望を伝えるまでで、会社が応じない場合の交渉はできません。詳しくは非弁行為の線引きをご覧ください。
エージェントに断られた方に退職代行が向く方・向かない方
すでに辞めている方や、自分で上司に伝えられて会社が応じる方は、退職代行を使う場面はありません。在職中で、次が決まっていないことを理由に引き止められ、退職日が決まらない場合は、連絡窓口を代わる業者を挟むと手続きが進みます。
| 向く方 | 向かない方 |
|---|---|
| 在職中で、「次が決まってから」と退職を受け取ってもらえない | すでに退職し、公的な窓口の手続きに進んでいる |
| 離職票の送付を自分で催促したくない | 退職日と書類の送付を会社がはっきり答えてくれる |
| 上司と直接話すのがつらく、手続きだけ終えたい | 上司に伝えられ、会社も普通に応じる |
まだ辞めていない方に合う退職代行2社
2社は、労働組合が運営する姉妹サービスです。女性は退職代行わたしNEXT、男性は男の退職代行と、窓口が男女で分かれています。
退職代行わたしNEXT|女性向けで後払いに対応

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 18,800円〜(アルバイト・パート18,800円/正社員・契約社員・派遣社員21,800円・組合費1,000円別途・追加料金なし) |
| 運営元 | 労働組合(合同労働組合 退職代行toNEXTユニオン) |
| 交渉 | 条件の交渉は対象外(有給消化などの希望は会社に伝える) |
| 即日対応 | 可(最短で依頼当日に退職) |
| 返金保証 | あり(退職できなかった場合は100%返金) |
| 後払い | あり(Paidy翌月後払い/コンビニ後払い・手数料3,200円) |
| 連絡手段 | LINE・メール・電話(24時間365日) |
退職代行わたしNEXTは、合同労働組合 退職代行toNEXTユニオンが運営する女性向けの退職代行です。労働組合の窓口として退職を伝え、退職日や書類の送付についての希望も会社に伝えます。
条件の交渉は対象外で、伝えてもらえれば足りる女性に合います。相談はLINE・メール・電話で、24時間365日受け付けています。
料金はアルバイト・パートが18,800円、正社員・契約社員・派遣社員が21,800円で、組合費1,000円を別に納めます。Paidy翌月後払いとコンビニ後払いに対応しているため、転職先が決まる前でも依頼を進められます。
男の退職代行|男性専門で後払いに対応

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 18,800円〜(アルバイト・パート18,800円/正社員・契約・派遣21,800円・組合費1,000円別途) |
| 運営元 | 労働組合(toNEXTユニオン) |
| 交渉 | 条件の交渉は対象外(有給消化などの希望は会社に伝える) |
| 即日対応 | 可(最短即日) |
| 返金保証 | あり(全額返金保証) |
| 後払い | あり(Paidy翌月後払い) |
| 連絡手段 | LINE・メール・電話(24時間受付) |
男の退職代行は、労働組合のtoNEXTユニオンが運営する男性専門の退職代行です。退職代行わたしNEXTと同じ組合の姉妹サービスで、労働組合の窓口として退職の意思と希望を会社に伝えます。
条件の交渉は対象外で、退職日や書類の送付についての希望は会社に伝える形です。伝えてもらえれば足りる男性に向いています。
料金はアルバイト・パートが18,800円、正社員・契約・派遣が21,800円で、組合費1,000円を別に納めます。Paidyの翌月後払いが選べるため、次の給料日前の依頼でも進められます。
2社とも、依頼した当日から会社との連絡窓口を代わります。自分で伝える手順と合わせて、検討の選択肢に入れてみてください。
よくある質問
エージェントに断られると、転職はできないのですか?
できます。エージェントの紹介は、企業への応募の道の一つにすぎません。ハローワークの求人、企業への直接応募、自治体の就労支援は、経歴を理由に相談を断られません。
ハローワークの求人は条件が悪いと聞きました。
求人の内容は企業ごとに違い、一律に悪いとは言えません。求人票と実際の条件が違った場合は、ハローワーク求人ホットラインに申し出る仕組みがあります。
職業訓練を受けると、失業保険はどうなりますか?
受給中の方は、受講中に給付が延びる仕組みがあります。受け取れない方は、収入や資産の条件を満たせば受講中の生活費の支援を受けられる制度があり、窓口で条件を確かめます。
別のエージェントに登録し直してもよいですか?
かまいません。扱う求人の業界や年齢層で対応は変わります。ただし、公的な窓口の手続きと並行して進めると、紹介を待つ時間が無駄になりません。
在職中ですが、次が決まるまで辞めないほうがよいですか?
体調や条件の違いが理由なら、続けるほど記録が残らず体調も戻りにくくなります。お金の見通しを立てたうえで、退職日を自分で決めます。
2社以外にも、料金・運営元・交渉範囲の違う業者があります。詳しくは退職代行おすすめ比較13選をご覧ください。
まとめ
転職エージェントに断られるのは、紹介先の企業との信頼と報酬の仕組みによるもので、本人の能力の評価とは別です。ハローワーク・職業訓練・自治体の若者向け就労支援は、短期離職の方も同じ窓口で無料で使えます。
進め方の順番は次のとおりです。
- 離職票と雇用保険被保険者証を持ってハローワークで求職登録をし、失業保険の条件を確かめる
- 職種を変えたい方は、職業訓練の開講予定と申し込みの締め切りを確かめる
- 一人で進めるのが不安なら、わかものハローワークや地域若者サポートステーションで担当者をつける
- まだ辞めていない方は、退職日と書類の送付先を決めて伝え、受け取ってもらえなければ第三者を挟む
自分で伝えられて、会社が応じるなら、第三者は必要ありません。それが難しいと感じたら、会社との連絡窓口を代わる退職代行も、選択肢の一つに入れてみてください。
まだ辞めていない方に合う業者を診断で探す
在職中で退職が進まない方は、退職の意思と書類の送付を伝えてもらえれば足りるか、退職日の話し合いまで任せたいかで選ぶ業者が変わります。伝えるだけなら労働組合の業者で足り、話し合いまで任せたいなら交渉できる業者が候補になります。
退職代行診断ナビの無料診断で、雇用形態・重視したい点・辞めたい時期の3つを選ぶと、条件に合う業者がすぐにわかります。次の仕事が決まるまで出費を抑えたい方は「いちばん重視したいこと」で「コスパを最重視したい」、「いつ辞めたい」で「なるべく早く」を選ぶと、料金を抑えた業者が表示されます。
本記事は一般的な情報の整理であり、個別の事案についての法的助言ではありません。公的な制度の条件は各窓口でご確認ください。料金と対応範囲は2026年10月時点の各社公開情報にもとづきます。
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