公開日:2026年10月25日/2026年10月時点の情報にもとづきます/本記事はアフィリエイト広告を利用しています
短い期間で辞めた理由を次の面接でどう話せばよいか、言葉が見つからずに応募を先延ばしにしてしまいますよね。
短期離職の退職理由は、事実を短く述べ、そこから次の会社で確かめた条件につなげる形で伝えます。求人票との相違・体調・人間関係・仕事内容・家庭の事情・会社都合・退職代行を使った場合の7つに分けて例文を示します。
履歴書には「一身上の都合により退職」で足り、詳しい理由は面接で聞かれたときに答えます。
この記事では、面接で聞かれること、伝え方の型、理由別の例文7つ、避けたい言い方、退職代行を使ったか聞かれたときの答え方、書類に書く退職理由、これから辞める方の辞め方を解説します。
この記事でわかること
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無料で診断をはじめる短期離職の退職理由は面接で何を聞かれる?
聞かれるのは「なぜ短期間で辞めたのか」と「次の会社では続けられるか」の2つです。採用側は、辞めた理由そのものより、同じ理由で次も辞めないかどうかを確かめています。
短期離職は珍しくありません。厚生労働省の調査では、大卒の33.8%、高卒の37.9%が就職後3年以内に会社を離れています。
珍しくないからこそ、理由の説明に一貫性があるかで差がつきます。新卒3か月で辞めた方の面接については、別の記事で扱っています。詳しくは新卒3か月の退職後の面接をご覧ください。
伝え方の型|事実→行動→次の条件
型は「辞めた事実を1文」「辞める前にしたことを1文」「次の会社で確かめた条件を1文」の3文です。全体で1分前後にまとめ、深掘りされたら答える形にします。
| 順番 | 話すこと | 言い方の例 |
|---|---|---|
| 1. 事実 | 何が起きて、いつ辞めると決めたか | 「求人票の勤務時間と実際が2時間違い、入社2か月で退職を決めました」 |
| 2. 行動 | 辞める前に自分でしたこと | 「上司に配属の相談をし、1か月様子を見ましたが変わりませんでした」 |
| 3. 次の条件 | 応募先で確かめたこと、続けられる理由 | 「御社は募集要項と面接で勤務時間を確かめ、合うと判断して応募しました」 |
表の3つがそろうと、辞めた理由が「次も辞める理由」に見えにくくなります。前の会社への不満は、事実の部分に短く入れるにとどめます。
理由別の例文7つ
7つの理由ごとに、型に沿った例文です。事実の部分は自分の状況に置き換え、行動と次の条件は実際にしたことだけを入れます。
1. 求人票や面接と条件が違った
例文
求人票では月の残業が20時間程度とありましたが、実際は60時間を超える月が続き、入社3か月で退職しました。上司に業務量の相談をしましたが、人員の補充は難しいと聞き、体調を優先して決めました。御社では面接で残業時間の実績を確かめ、長く働ける条件だと判断して応募しています。
2. 体調を崩した
例文
入社後に体調を崩し、医師の助言を受けて入社4か月で退職しました。現在は回復しており、医師からも就労に問題はないと言われています。御社の勤務時間と通勤の条件であれば無理なく続けられると考え、応募しました。
3. 人間関係
例文
配属先で業務の指示が人によって異なり、確認の方法を変えても解消できず、入社半年で退職しました。指示の窓口を一本にしてほしいと上司に相談したうえでの判断です。御社では面接で、指示系統とチームの構成を確かめ、合うと感じて応募しました。
4. 仕事内容が合わなかった
例文
事務職として入社しましたが、実際は外回りの営業が中心で、入社2か月で退職しました。1か月は取り組みましたが、自分の強みである正確な処理を生かせる仕事に戻ると決めました。御社の募集は事務の業務内容が具体的に書かれており、確かめたうえで応募しています。
5. 家庭の事情
例文
家族の介護が急に必要になり、勤務地から通える範囲で働く必要が生じたため、入社3か月で退職しました。現在は家族の体制が整い、勤務に支障はありません。御社は自宅から通える距離で、長く働けると考えて応募しました。
6. 会社都合(倒産・契約の満了)
例文
入社5か月の時点で事業所が閉鎖され、会社都合で退職しました。短い期間でしたが、受注から納品までの流れを一通り経験しています。御社では同じ業務で経験を生かしたいと考え、応募しました。
7. 退職代行を使った
例文(聞かれたときだけ)
退職の意思を伝えても受け取ってもらえず、第三者を通じて手続きを進めました。自分で伝える努力はしたうえでの選択です。御社では面接でお話しできているとおり、直接の相談で解決できる環境だと感じています。
7つのどれも、事実の部分を長くしないことが共通点です。詳しく聞かれたら、そのとき初めて具体的な出来事を足します。
例文のまま話すと作った印象になるため、自分の言葉に直して声に出して練習しておきます。1分前後で収まるかを、時計で確かめておくと安心です。
避けたい言い方と言い換え
避けたいのは、前の会社を責める言い方と、理由をぼかす言い方です。聞き手は「同じことを自社でも言うのでは」と受け取ります。
← 横にスクロールできます →
| 避けたい言い方 | 聞き手の受け取り | 言い換え |
|---|---|---|
| 「上司がひどい人で」 | 人のせいにする。自社でも同じことを言いそう | 「指示の方法が合わず、相談しても変わらなかった」 |
| 「なんとなく合わなくて」 | 理由を考えていない。また辞めそう | 「仕事内容が募集内容と違い、〇〇の点で続けにくかった」 |
| 「きつかったので」 | 楽をしたい人 | 「残業が月60時間を超え、体調を優先した」のように数字で |
| 「一身上の都合です」(面接で) | 何か隠している | 履歴書は定型でよいが、面接では事実を1文で |
| 「短期離職は不利だと分かっていますが」 | 自分で評価を下げている | 前置きを省き、事実から話す |
表の言い換えは、事実を具体的にするほど言い訳に聞こえにくくなります。感情の言葉を、出来事と数字に置き換えます。
第三者に頼んで辞めたことを聞かれたら?
自分から切り出す話題ではありませんが、直接聞かれたときはうそをつかずに、事実を短く認めて退職理由の話に戻します。東京商工リサーチの企業向け調査(2026年3月31日〜4月7日実施、回答5,256社)では、退職代行の利用歴について「分かった場合、採用に慎重になる」が49.3%でした。
同じ設問で「分かった場合、採用しない」は26.0%、「採用に影響しない」は23.7%です。慎重になる会社が半数いる一方で、影響しない会社も4社に1社あるため、使った事実より、自分で伝えようとした経緯を話せるかが差になります。
退職代行の利用が書類に残るかどうかは、別の記事で扱っています。詳しくは退職代行は転職先に分かるかをご覧ください。
書類に書く退職理由はどうする?
履歴書の職歴欄は「一身上の都合により退職」の定型で足ります。会社都合の方は「会社都合により退職」と書きます。詳しい理由は書類に書かず、面接で聞かれたときに型どおり答えます。
履歴書の書き方の例
・2026年4月 株式会社〇〇 入社
・2026年7月 一身上の都合により退職
・職務経歴書には、担当した業務を短く書く。退職理由の説明は面接に回す
転職先から退職証明書の提出を求められることがあります。退職証明書は、退職した会社に請求して受け取る書類で、在籍期間・業務の種類・地位・賃金・退職の事由のうち本人が求めた項目が書かれます。
退職証明書は、労働基準法22条により、本人が請求した事項だけが書かれる書類で、退職の事由を含めるかどうかも本人が選べます。
短期の職歴を書かないとどうなるかは、別の記事で扱っています。詳しくは短期離職の履歴書の書き方をご覧ください。
これから辞める方へ|辞め方で面接の説明が変わる
まだ辞めていない方は、辞め方そのものが面接の説明を作ります。上司に相談した記録、求人票との違いの記録、退職日を自分で決めて伝えた記録があれば、「行動」の1文がそのまま書けます。
- 辞めたい理由を書き出し、求人票や面接の内容と比べた
- 上司か人事に相談し、日付と内容をメモした
- 退職日を自分で決め、口頭とメールで伝えた
- 離職票・源泉徴収票・雇用保険被保険者証・退職証明書を受け取った
- 面接用に「事実→行動→次の条件」の3文を書いた
求人票との違いが理由なら、2週間を待たずに辞められ、失業保険でも有利になる場合があります。詳しくは求人票と違うときの退職をご覧ください。
短期離職を繰り返している方の伝え方は、別の記事で扱っています。詳しくは短期離職を繰り返したときをご覧ください。
退職代行とは?自分で伝えられないときの選択肢
退職代行は、本人の代わりに会社へ退職の意思を伝え、以後の連絡窓口になるサービスです。伝えても受け取ってもらえない、引き止めの面談が続く場合に、第三者として間に入ります。
利用は会社側の統計にも表れています。東京商工リサーチの同じ調査(有効回答6,425社)では、2024年1月以降に退職代行を使った退職者がいた企業は8.7%、大企業では21.3%でした。
運営元は民間企業・労働組合・弁護士の3タイプで、退職日や有給の話し合いまでできるのは労働組合と弁護士です。詳しくは非弁行為の線引きをご覧ください。
短期離職を考える方に退職代行が向く方・向かない方
自分で上司に伝えられて、会社が退職日に応じるなら、退職代行を使わなくても退職できます。伝えても受け取ってもらえない、面談で引き止めが続いて退職日が決まらない場合は、第三者を挟むと手続きが進みます。
| 向く方 | 向かない方 |
|---|---|
| 退職の意思を伝えても「考え直せ」と受け取ってもらえない | 上司に伝えたら、会社がそのまま手続きを進めた |
| 面談で引き止めが続き、退職日が決まらない | 退職日を自分で決めて伝えられる |
| 次の面接で「自分で伝えようとした経緯」を話せる記録がある | まだ上司に相談しておらず、記録が何もない |
短期離職を考える方に合う退職代行2社
2社は、労働組合が運営する姉妹サービスです。女性は退職代行わたしNEXT、男性は男の退職代行と、窓口が男女で分かれています。
退職代行わたしNEXT|女性向けで後払いに対応

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 18,800円〜(アルバイト・パート18,800円/正社員・契約社員・派遣社員21,800円・組合費1,000円別途・追加料金なし) |
| 運営元 | 労働組合(合同労働組合 退職代行toNEXTユニオン) |
| 交渉 | 条件の交渉は対象外(有給消化などの希望は会社に伝える) |
| 即日対応 | 可(最短で依頼当日に退職) |
| 返金保証 | あり(退職できなかった場合は100%返金) |
| 後払い | あり(Paidy翌月後払い/コンビニ後払い・手数料3,200円) |
| 連絡手段 | LINE・メール・電話(24時間365日) |
退職代行わたしNEXTは、合同労働組合 退職代行toNEXTユニオンが運営する女性向けの退職代行です。労働組合の窓口として退職を伝え、退職日や有給消化などの希望も会社に伝えます。
条件の交渉は対象外で、伝えてもらえれば足りる女性に合います。相談はLINE・メール・電話で、24時間365日受け付けています。
料金はアルバイト・パートが18,800円、正社員・契約社員・派遣社員が21,800円で、組合費1,000円を別に納めます。Paidy翌月後払いとコンビニ後払いに対応しています。
男の退職代行|男性専門で後払いに対応

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 18,800円〜(アルバイト・パート18,800円/正社員・契約・派遣21,800円・組合費1,000円別途) |
| 運営元 | 労働組合(toNEXTユニオン) |
| 交渉 | 条件の交渉は対象外(有給消化などの希望は会社に伝える) |
| 即日対応 | 可(最短即日) |
| 返金保証 | あり(全額返金保証) |
| 後払い | あり(Paidy翌月後払い) |
| 連絡手段 | LINE・メール・電話(24時間受付) |
男の退職代行は、労働組合のtoNEXTユニオンが運営する男性専門の退職代行です。退職代行わたしNEXTと同じ組合の姉妹サービスで、労働組合の窓口として退職の意思と希望を会社に伝えます。
条件の交渉は対象外で、退職日や有給消化などの希望は会社に伝える形です。伝えてもらえれば足りる男性に向いています。
料金はアルバイト・パートが18,800円、正社員・契約・派遣が21,800円で、組合費1,000円を別に納めます。Paidyの翌月後払いが選べます。
2社とも、依頼した当日から会社との連絡窓口を代わります。自分で伝える手順と合わせて、検討の選択肢に入れてみてください。
よくある質問
退職理由は正直に全部話すべきですか?
うそは避け、話す範囲は選べます。事実を1文で述べ、深掘りされたら出来事を足す形にすると、長い言い訳になりません。
人間関係が理由です。正直に言うと不利ですか?
「人が嫌だった」ではなく、指示の方法や確認の仕組みなど、出来事として話すと受け取り方が変わります。相談したうえで辞めた経緯があれば、行動の1文に入れます。
1か月で辞めた会社を職歴に書かないといけませんか?
入社した事実があれば書きます。雇用保険に加入した会社は、次の会社の手続きで加入歴として伝わる可能性があります。
退職代行を使ったことは、自分から話すべきですか?
自分から切り出す話題ではありません。聞かれたときに、自分で伝えようとした経緯と一緒に短く答えます。
体調が理由のとき、病名まで話す必要はありますか?
病名を話す義務はありません。「現在は回復し、就労に問題はない」という点を、医師の見解とともに伝えれば足ります。
2社以外にも、料金・運営元・交渉範囲の違う業者があります。詳しくは退職代行おすすめ比較13選をご覧ください。
まとめ
短期離職の退職理由は、事実を1文で述べ、辞める前にした行動と、次の会社で確かめた条件につなげて伝えます。前の会社を責める言葉と、理由をぼかす言葉を、出来事と数字に置き換えると、同じ理由で辞める人に見えにくくなります。
準備の順番は次のとおりです。
- 辞めた理由を7つのどれに当てはまるか分け、例文を自分の出来事に置き換える
- 「事実→行動→次の条件」の3文を書き、1分で話せる長さにする
- 履歴書は「一身上の都合により退職」の定型にし、詳しい理由は面接で答える
- これから辞める方は、相談と記録を残し、退職日を自分で決めて伝える
自分で伝えられて、会社が応じるなら、第三者は必要ありません。それが難しいと感じたら、会社との連絡窓口を代わる退職代行も、選択肢の一つに入れてみてください。
短期離職を考える方に合う業者を診断で探す
これから辞める方は、退職の意思を伝えてもらえれば足りるか、退職日や有給の話し合いまで任せたいかで選ぶ業者が変わります。伝えるだけなら労働組合の業者で足り、話し合いまで任せたいなら交渉できる業者が候補になります。
退職代行診断ナビの無料診断で、雇用形態・重視したい点・辞めたい時期の3つを選ぶと、条件に合う業者がすぐにわかります。次の転職活動に費用を残したい方は「いちばん重視したいこと」で「コスパを最重視したい」、「いつ辞めたい」で「なるべく早く」を選ぶと、料金を抑えた業者が表示されます。
本記事は一般的な情報の整理であり、個別の事案についての法的助言ではありません。料金と対応範囲は2026年10月時点の各社公開情報にもとづきます。
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